仕切り直しまして今一度、すっきりぽんP「うちのクラスの天海さん」は二回見ましょう


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とゆーことで、帰ってきたので話を続けたいわけなんですが
や、何とゆーかですね、二回目の視聴って妙に切なさ成分が増すんですよねこの話
初見時は主人公の少年の、「ハハハこやつめ青春やのう若いのう春香さんのグラビア見るのに言い訳とかいいからww」な青春まっしぐら気質とかその軽妙な語り口とかあっけらかんとしたBGMとかで上手いこと「切なさ成分」がカバーされてるとゆーか、むしろうがった見方をするなら「切なさ成分」を隠してるよねえすっきりぽんP、と



えーとですね、つまりですね、二回目は





こいつ(主人公)は本気で春香さんが好きなんだと、や、初見時でも彼が春香さんのことを好きなのは分かってるんだけど、修学旅行で「うっかり」カミングアウトしちゃって周りから「おい、こいつは本気っぽいぞ」と感づかれてしまうぐらい本気で好きなんだな、と思ってもう一回この動画を見てみると結構ガラっと印象が変わってくるよなあ、と
(初見時のこの場面って、春香さんのイメージ=修学旅行の好きな子告白会で名前を出すと名前が出ないタイプなだけに本気っぽいなと受け取られそうな子ってニュアンスですよね。でも二回目の視聴では「あ、コイツ実際に言ったんだな」となるわけで)
で、どう二回目の視聴で印象が変わってくるのかとゆーと、例えば「おいおいw気持ちは分からんでもないけどそれを調べるかw」と僕ら視聴者の笑いを誘った





ここなんですけど、やっぱ好きな子がいきなりアイドル事務所に所属してると知って「もしや危ない事務所なのでは。騙されてるんじゃなかろうか」とまずまっさきに心配が先に立ったんだろうな、とその「まずまっさきに心配」が初見時より強く表に出てくるんだよねえ、と
や、何てゆーかですね、偽善的、偽悪的なんて言葉がありますけど、この少年の場合は偽紳士的な発言をするので上手いこと笑いに転化されちゃうんだけどやっぱりまず最初に心配が先にくるよねえ、と






で、そーゆー視点で見てくと同じく僕らの笑いを誘ったこの場面も、何かに対して時間を稼ぐために「普段読みもしない雑誌の漫画を全部」読んでみたとゆーか、見てもええもんかな、いやそら買ったわけなんだけど、でもこの春香さんのグラビアって全国の奴らが見ちゃうんだよねえ‥‥それって何だかなあ‥‥いや僕も見たいか見たくないかとゆーと買っちゃったわけで‥‥でもなあ‥‥みたいなややこい逡巡がありそうなのよねえ、と
ここらへんもその偽紳士的な語り口でカヴァーされてる本気で好きなんだ感とゆーか
や、もうめんどくさいんで率直に書くんだけど、男なら一番好きな女の子でごにょごにょしないみたいなめんどくさい「誓い」みたいなのってあるじゃん!
なんか、そーゆー種類のややこしい逡巡がここにはあるんじゃないか、と
見たいけど見たくない感が初見時よりにじみ出てこね?と
や、まあ結局見るんだけどねこの子。だって男の子ですものそれは仕方ないよねうん





で、ここもさあ、何だかんだと理由はこねくりまわしてるんだけど、要は
「もしかしたら会えるんじゃないかな」ドムドムじゃん
や、もうね、俺からしたら「会える」とかじゃないと思うわけ
「一目見れる」んじゃないかな、だと思うわけ
あのね、この子ね、多分ね、春香さんと喋ったこととかないと思うんだ俺
初見時はですね、わりと友達とまではいかないまでも普通に喋れる間柄なんじゃないかな、みたいなフランクさ、陽気さが彼から感じられるわけなんだけれど、よくよく考えるとこの動画で彼と春香さんが喋ったのって、











ここだけじゃないですか
でさ、よくよく読んでみると春香さんの彼に対する喋り方、ぎこちなくね?
明らかに普段は喋らない相手に対するそれじゃね?
つーかオマエも後ずさろうとしてるんじゃねーぞと、顔が見れないってのは本当にグラビアのせいなのかと、普段からその距離感なんじゃねーのかと
ってゆーかこの春香さんの口調のぎこちなさってですね、初見時は「あー、アイドルとしてのライブを宣伝するそれなわけでやっぱこう嬉し恥ずかしみたいなぎこちなさなんだなー」とか思ってたんだけど、二回目だと「うん、これは普段全然喋らない相手へのぎこちなさだな」と
それが証拠に6枚目が凄く饒舌とゆーか誇らしげ
や、何かねえ、ここねえ、凄く切なくなったの俺
そうか、もしかしたら久々に会えるんじゃないかなドムドムですらなくて、ちらっとでも友達と春香さんが楽しそうにしてるのが見れるんじゃないかなドムドムなんだな、むしろ居ないのをわかってて、だからこそその「残像」に向けて足を運んだドムドムなんだな、みたいな彼と春香さんの普段の関係性が見えた二回目なんだよなあ、と





だってねえ、「気を静める」ために、「もしかしたら彼女がいるかもしれないドムドム」になんか行かないじゃん、ねえ
むしろこう、その残像と同じ空気を吸ってポエムりたい気分だったんだろうな、と




で、まあ他にも切なさ爆弾は潜んでまして
ちょっとこれまでとは違った種類のそれなんですけど






や、これさあ、「半分以上」じゃなくて「大半」って書いてもいいとこなんですよね
その方が無難じゃないですか
「今や構内にその名を知らないものはいない」ほどの、アイドルしちゃってるクラスメイトがいたら、大半はいきそうなものじゃないですか
でも、半分以上、つまりそれが意味するところは「半分」なんすよ
リアルとゆーか、ちょっと「潜ませてるな」すっきりぽんPと
や、「無難」にいくならここは「大半」って書くって、うん





あとここも僕的には切なさポイントでして
ああ、なるほどな、と
学校にもドムドムにも来れないほどにアイドルして忙しくなった彼女は今、自動ドアが当たり前の「都会の」環境にいるんだな、と
あ、うん、さっきから深読みが過ぎる気はしてるから安心して欲しい
や、まあ流石にうがち過ぎな気はしてるさ!
ここは普通に春香さんったらドジなんだからンモーポイントですしねえ



まあ勢いついでに無理矢理な切なさポイントを





これってメタファーだよね(何がだ)
や、だからつまりですね、アイドルとして「手が届かない」ところまでいって聴衆に「拍手される」とゆー



そろそろいいかね ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'. ああうん「半分以上」のくだりで蹴っといて欲しかったですわな



ちゅーことで、妙に二回目の視聴となると切なさ成分が増すんですよねえ、みたいな
何とゆーか、「うちのクラスの天海さん」に対して、彼はこんなにも一方的だったのか、こんなにも距離があったのか、とでもゆーか
や、なーんか上手いことそこらへんを感じずに実に楽しく、実に上手いなあと初見時は見ちゃったんですよねえ
例えばですね、ラストで特に彼と春香さんが何か喋るわけでもなく、この





ゲッツ!
だけで意志の疎通が出来ちゃうってのは実に「粋」でいいよねえ、ここで何か「昨日のライブ凄くよかった云々」とか喋らせちゃうと野暮!流石わかってるなすっきりぽんP!って感じだったんだけど、今となっては少しだけ



もうええっちゅーねん ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'. や、本当によく出来た話ってのはこうやって勝手に深読みしゃうって話ですよ何にせよ全てひっくるめて実に素晴らしいノベマスだったと言わざるを得ない!