2009年上半期ノカデミー賞エントリー


『募集期間』
2009年7月3日〜7月31日


『基本レギュレーション』
・2009年1月1日〜6月30日に投稿された短編及び第一話
(シリーズ物を選ぶ場合は第一話を推薦してください)


・2008年12月31日以前の投稿作品については
2009年1月1日〜6月30日の期間内に完結したもの
(区切りを付ける為に申し訳ありませんがご理解頂ければと思います)


・「架空戦記シリーズ」「novelsm@ster」「教養講座」「旅m@s」
以上のタグが付いている動画


応募の際、全ての項目が埋まっている必要はありません


詳しいレギューションはコチラ
応募はコチラ


(ノД`) という事で、参加しねえとか架空ノベマス教養旅m@s見てる奴としてどうなの?と言わざるを得ない例の企画のエントリー記事デース
 (゚Д゚) コラ
(ノД`) まあ何と言いますか横のつながりもあって大変だとは思うのですが、気軽に該当作品を作られてるPの方も参加されてはどうかなーと
 (゚Д゚) だから
(ノД`) 結構核心ついてると思うんですけど


つかなくていいんで ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'. じゃあ早速いってみよー!


(ノД`) あ、忘れてた。選出にあたっての自分レギュレーションを追加させて頂こうかと思ってまして
 (゚Д゚) はあ
(ノД`) ★上半期20選で選ばせてもらった該当作品は今回無しという事で
 (゚Д゚) まあ分からんでもないな
(ノД`) では参りマース






○『シリアス賞』

【リカジャP】


神と悪魔が地上の覇権をめぐって争い、その激流の中で必死にもがく人間達の物語、みたいなのが女神転生シリーズのテーマだとぼんやり思ってる程度の自分なんですがまー面白いです
(ずーっとメガテンで「続きもの」としてシリーズ展開してはります)
人間だったり仲魔(仲間の悪魔)だったりと色んな立場で「転生」し、させられてはきっつい状況を味あわなければいけない765プロメンバー達
最初から以前の記憶を持ってたり思い出したり思い出させられたりする中での複雑な思いを胸に、それでも彼ら彼女らは生き抜きそして再び出会うために戦い続ける
んでそこに彼女らの女性としてのPへの情愛が長い時間を経てちょっと痛ましいってレベルじゃねーぞ!ってなってる場合もあってマジきつい
こー書くと「うわぁ‥‥何だかきつそうでやだなあ」となるかもなんだけど、ひっじょーに展開が(そしてアップ速度自体も)スピーディーでテンポよく進むのでその内容ほどの悲惨さは感じなかったりもして実に丁度いい塩梅だったりもする
よし、オススメ失敗とみた
このテンポよく話が展開して笑いどころもキッチリあって時空・神話的に壮大でやっぱ悲惨なんだけどサクサク見ていかざるを得ない不思議な味わい
この機会にどうでしょうか
多分★ここらへんからわけの分からないまま見始めていって続きとして今のシリーズを見ていくと「そう転生したかー!マジきっついなオイ!」ってだからもうええっちゅーねん





【hsc】


そもそも某hsc氏がSPをテーマにするという時点でシリアスである
実は最初に伊織のremembranceを選んでここに推薦文?も超頑張って数行書いてたんだけど、時期的に範囲外だよーと教えてもらって軽くへこんでじゃあその次にシリアスなノベマスって何だと考えるとまたhsc作品であった
今後もノカデミー賞が続き、その中にシリアス賞というものがあるとするならばずーっとhsc氏の物語を選んでしまうのだろうと思う
あとホントこの人の作品に具体的な感想書くの超苦手なんでこれで見逃してくださいお願いします
小鳥さんの「♪今ダーイビーン」超ワラタとかなら書けるんですけど、うむー






○『コメディ賞』

【すっきりぽんP】


実に動画としても内容としても「上手い!」としか言いようが無いエンターテインメントなホームコメディなんだけど、その本当のところの味わいに最近気付いたような気がするのである
思うにホームコメディとは終わらない日常の中での変わらないドタバタ劇であり、その構造上、登場人物達の成長を描くのは難しいジャンルなのである
部屋の窓を全開にしながら室温を一定に保つのは難しい、みたいな話である
でも両方とも飄々と両立してやってのけそうな器のでかさが物語自体にあって、何かそこって実は凄くねえか?みたいな話なのである
よし、伝わってない!
まあアレだ、最初に出てきた商店街のおっちゃんが本当に春香さんのファン第一号になったくだりとか泣いちゃったんだよ!
あざといなすっきりぽん実にあざとい


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【腰痛P】


ここまで2828する「だけ」で凄くたまらんという話を作れるのって逆に腰痛Pマジすげー!という感じである
元々中2的なシリアス展開好きな人なんだけど、絶対そこには転がさないはずである
なんてーかニコマスでいわゆる「プロ」になった人だなーと思う
どうなんだろう、この感心の仕方
どんどん脳汁のままにありとあらゆるお姉ちゃん達の甘やかしバリエーションを今後も披露してくだせえませ






○『ほのぼの賞』

【ストレートP】


「あの」ストレートPが帰ってきた!
凄く普通だ!どうした!悪いものでも食べたのか!と変な意味でも話題になったシリーズである
そして一応の完結をみて改めて僕が思ったのはこういう事だった
「紳士要素とかエロ要素とか過激なネタ要素があろうがなかろうが面白いものは面白い」
昨今そこらへんで色々あるみたいだけど、そこらへんの「答え」として既にこのシリーズが存在してるじゃんとか思わないでもないのである
ちょいとしたアイドルとPとの日常にちょいとしたイイハナシダナー成分と笑いどころを挟んで、結果として凄くほのぼのと面白いわけで
09年度上半期、その上手さと内容に、もっとも安心して身を委ねられたほのぼのシリーズだったと僕は思う
ストPなのに、ねえ


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【おしるP】 *対象期間内完結作品


まだちょっと若くて青くてでも駆け出しというには苦い経験も積んできたプロデューサーと、そんな彼を事務所の先輩として励ましなだめ時には諭したりもしてきたであろう小鳥さんとの物語である
中盤からは完全にそうである
つまり小鳥ルートである
765プロ系ノベマスには珍しく、どっちかってーと大人達が主役なのである
前述のPや小鳥さん、視聴者に大人気のオリジナルキャラ「広報担当A(ナイスガイ)」や社長の織り成す大人の会話に「そうなのよねー、仕事って色々あるのよねーウンウン」とニコマス見てる分には非常に珍しい2828が発生し、「そろそろオマエ目の前の腐ってるけど可愛いくて何でも話せる同僚のような素敵なお姉さんへの自分の気持ちに気付けゴラァ」とPにやきもきしたりする作品である
んでそんなPと小鳥さんの微妙な関係をアイドル達も応援してたりするんだけど実はやっぱりPにアレだったりしてる子もいるわけで、非常に何と言うかそこらへんいじましいのである
んでそこらへんの恋愛模様でいつもの総体としてのほのぼの展開がシリアス展開になったりもするんだけど、この世界ならきっと大丈夫だという安心感もあり、つまりそれは丁寧に誰もが一生懸命しんどい事に向き合って毎日を楽しく生きるために頑張っているんだという世界を描いてきたからこその身の委ねられ方だったのだなーと
まあ語り出すと非常に長くなるシリーズなのでここまでという事で
とりあえず初見時のオススメ回としては★11話を推薦いたしたいのこころ






○『特別賞』

【そらなP】


いわゆる「鉄」こと強度の鉄道オタクなPと、そのPに連れまわされるうちに口では否定しながらも鉄女として目覚めつつある千早と、ホントそーいうの勘弁してくださいな春香さんとの三人による珍道中的な物語である
ロケによる現地の映像がふんだんに盛り込まれ、鉄道だけでなく名物の食べ物だったり観光スポットだったりの紹介もあって実に旅番組テイスト満載ですげえよく出来てます
気後れせずにノベマス好きがノベマスとして楽しんじゃえばいいのになーと思う次第







【酒P】


二十歳という事もあってちょっとお酒というものに興味があるあずささんがいて、んでPといえどもやはり魅力的な女性であるあずささんとお近づきになりたい部分は正直ちょこっとある!という酒マニアなPがいて、んでここぞとばかりにでは今日は2人でこんなお酒を飲みにいってみましょうかーとなるわけなんだけど気が付けばその場に小鳥さんも混ざってる
大体そんなお話です(大体あってると思う)
飲んでるお酒はやたら美味しそうだし「あて」も実に垂涎もので「飲みにいきてーーー!!!」となるしお酒知識も増えて勉強になるし小鳥さんががめつ可愛いしと実に楽しいシリーズである
上記の「はるちはの上越国境訪問記」もそうなんだけど、普通に物語を楽しみつつ自然に鉄道だったりお酒の知識が身についてく感じが実にエンターテインメントしてるなーと思う次第
にしてもビール飲みたくなってきた






○『技術・演出賞』

【スウィートP】


コメディ賞でも何ら問題ないんだけどコチラで
更に詳細は人様のコチラ↓で
思うにこれぐらい面白いシリーズにはこれぐらい見てみたくなる力作記事がつかないとダメだと思うんだ


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また1つ、見るシリーズが増えてしまった!





【ぶっくりP】


今もっとも力技でグリグリとキャラグラを動かす動画であり、今もっとも真美が蝶よ花よと大切に765プロお姉さんズ(小鳥さん・あずささん・律っちゃん・貴音)や三国武将達に可愛がられている作品でもある
前者はわけの分からない勢いを作品にもたらし、後者は最大の2828を僕らにもたらす
正直三国志的な事件とか展開とか何も起こらなくても別にいいと思う俺ガイル
(それはぶっくりP的にどうなんだと)
完全ネタバレってレベルじゃねーぞ!な記事がありますので、どうしても三国系架空戦記に食指が動かない方はそちらを一回見てその雰囲気を掴んでみるのも手かな、と思います


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超ホンワカドタバタなアイマス架空戦記「三国破妖伝」の魅力を「やー、三国史とか分かんないし」な方に物凄く分かりやすくご紹介する試みっていうか画像貼りまくりなだけでして、でもだからこそイヤでもそのホンワカドタバタな魅力が伝わるはずなので見てない人はこれを機にどうでしょうか


しまった真美登場回じゃなかった
でも面白さが伝わって第一話の真美登場回から見たくなるはずなのでいいと思う事にしたい






○『シナリオ・テキスト賞』

【ともきP】


こーいうの書くのどうかと思うんですけど、今ヴァイスシュヴァルツアイマス参戦!ってなってる例のアレで「こんなアイマスデッキ組もうぜ!」的なプロモ展開するとするならともきPに丸投げするのが一番なのではないだろうか
なんてーかそんな妄想しちゃうぐらいカードゲーム製作者冥利に尽きるだろうなーな練りこまれまくった熱いシナリオだったわけで、正直逆裁春香クオリティーに悪い意味で慣れてしまっていた僕をして「やっぱ圧倒的に化けモノなのね、この人って」と再び気付かせてくれた、そんな超絶によく出来すぎな作品だったのでした





【近ぐねP】


まずタイトルが非常に分かりやすい
女性恐怖症Pの挑戦
主役が女性恐怖症のPである事が一目瞭然であり、しかも女性恐怖症でPがつとまるんかい!とつっこんでからサムネをクリックせざるを得ない実に目新しい興味をひく設定でもある
そして実に真面目で好感のもてる青年だと社長との会話(相変わらずティンときたのである)を通して知っていくにつれ彼を応援したい気持ちになり、突き抜けすぎててギャグでしかないんだけどどこかリアルな女性に対する彼の恐怖心理を目の当たりにした時、その僕らの「頑張れ!頑張れオマエ!応援してるぞ!」パワーがマックスになってしまうのである
まあリアル女性恐怖症以外の人には全部がギャグに見えるんだろうけどな!
あと雪歩なでなでしたい
何この超カワイイ生き物






○『紳士・上級者向け賞』

【プロディP】


今一番ひどいシリーズである
どうひどいのかというと、正直書けないぐらいひどいのである
「パーン!」こと某おまんP作「一騎当千のアイドル候補生達」シリーズがトラウマだった、なんて人が見たら死ぬと思う
誇張でも何でもなく、それは生まれたての赤子に昔の天一の自重してない頃のこってりスープを流し込むような危険な行為なのである
ちょっと言い過ぎたかもしんない
三歳児に、ぐらいにしといてください
でもやっぱり言い過ぎてるような気はする
でも正直ちょっともう判断力を麻痺させられちゃってるんでそれぐらいびびらしといた方がいいとは思うのだ
ちなみに第一話は原作ゲーム同様スプラッターな表現がえぐいので注意
そこらへんダメな方は適当な回から見ていくと‥‥運がもの凄く良ければごく稀にある綺麗な回にぶつかるかも





【F.U.C.K.P(仮)】 *対象期間内完結作品


特に紳士でも上級者向けでもないと思うのだけど、枠の関係でコチラでの選出とあいなりました
タイトルが「初心者のやよいが〜」となっているように、本当に上級者向けとかじゃないんです
ただ「ポン」と「チー」をやよいが覚える回とかでそういうチャンスを絶対に逃さないってだけの話なんです
とまあそういう面でも実に笑わせてもらったシリーズなんですが、麻雀の「教養講座」というその言葉のイメージを超えてストーリーを展開していったその手腕、そしてあくまで打ち手が「初心者」のやよいであるのにも関わらず「あの切り出しは変だ。俺ならこう打つね」みたいな間違った上級者コメがついてしまう実にやりづらい状況の中、キッチリ完結まで‥‥とか、そんな讃えられ方されても嬉しくねえ方だと思うので撤回
凄く、ひど面白かったです






○『支援感謝賞』
あの人とあの人とあの人とあの人とあの人と以下延々と続く
のでここまでエントリーを見てきて出てきてない人をお一方


呂凱


あなたのどんどんインターフェイスを改良していくスピリットや、プレイ動画へ紙芝居形式を導入し「物語る」というアイマス架空戦記の枠組みを完成させた事、ってか単純にアイマス架空戦記の始祖としてのその全ては、今もなお有形無形の形でこの界隈の様々な「物語」の中に息づいています
あなたに憧れた呂凱チルドレン達、そんな彼らに憧れた次の世代、また次の世代へと、えーと、何て言うかそんな感じです
今やニコマスの中心は架空ノベマスに移りつつある、なんてことを言う人までいるんですぜワッハッハ
いやもうホント、あの頃を思うとワッハッハですよねえ何をご冗談を、と
みんな今でもふと思い出してます。固唾を呑んで見ていた、あの閣下と愉快な仲間達の物語を
結構ググッたら出てくるんです(そういうのはいいから)
あの始まりの日からもう2年が過ぎました
色々ありましたけど、見る方も作る方も相変わらず楽しく‥‥ちょっと苦しみも出てきてたりするかもですなw
感謝してます、色々と、本当に

○『支援感謝賞』
ノベカク界隈で縁の下の力持ち的役割を果たしている人を推薦


うん、多分問題無いはずである
という事で、続空的ノカデミー賞エントリー、終了でござーい
にしてもヒット作ばっかで肩身狭い気がするのは何故なんだろうぜ?