続・セラミックガール


引き続きチヒロP作『「セラミックガール」 半PV』の話である
この作品がRDGさん主催「じっくり語り語られてみよう」企画の出展作品である事はいまさら説明の必要もないと思います
で、★ここからちゃんと正規のルートで語ってる人達の記事をいくつか読んで、チヒロPのその記事への返答を読んでから見直してみたわけです
実はチヒロPのブログに読みやすくまとめてあるのだけれど、怖いので本家にリンク貼らせてもらいました
で、色々と作品に詰め込まれた情報を把握して見直してみて思った事



なるほど



これが最初の素直な感想でして
そういう意味が込められてるのね、と把握した後で見てみると確かにそうで
どんだけ浅いねん俺、と正直思ったわけです
これはやべえぞ昨日の記事とまず思い、ここは得意の土下座だとも思い、でもどうなんだろう、とも思い
で、そこでふと「そういえば動画についたコメ見てない」と気付きまして見てみる事にしました



どんだけひねくれてるねん、俺



おかしい、衝撃作で問題作なはずなのに
ケレン味の効いた、効きすぎた作品のはずなのに
無意識に援軍を求めた俺の浅はかさ乙と言わざるを得ないniceなコメントばかりでして
よし、やはり土下座だ!とも思うのですが、もうちょっと粘ってみたいと思います



つまり結局のところ、僕の見立てはマイノリティであった
よくよく読むと似たような事を「じっ語」で書いてる方もいらっしゃるような気がしないでもないような気がしないでもないのだけど、結局のところチヒロPは勝ったのである
それはもう動画コメを見れば明らかだ
何が一番大事かって、見ず知らずのマジョリティがどう思ったか、である
ブロガーなんてもんは基本的にひねくれ者の集まりであり、何かわかったような事を長く長く引き伸ばして偉そうにもったいつけて書くのが仕事である
だから敵を増やしてどうするんだと
えーと、僕の仕事はそうです



つまり結局のところ、僕はチヒロPに「僕みたいなひねくれ者をひねくれない様な形でもってごくシンプルに圧倒してくれないだろうか」と求めたいようなのだ
(昨日書いたのとは若干意味合いが変わってくるわけです)
そしてそれは、実に高いハードルである
チヒロPのような、明確な言葉を自作品に持つPにとっては尚更そうだと思うし、またそういう方でないとたどりつけない境地でもある
込めたいメッセージを分解し、演出や構成として再配置する事
それは至極まっとうな映像作品のあり方ではあるのだけれど、今作においてチヒロPはそれを明確にやり過ぎてしまったのだと感じる
明確なだけに、取り違えると「こう」なってしまうわけなのだ
(そしてそうせざるを得なかった部分こそがチヒロPのケレン味なのだろう、と思う)



僕みたいなひねくれ者をひねくれない様にするには、そこを深く埋めて欲しいと思う
湖面の底に積もる針葉樹の葉のように目立たずに
どうしてこうも豊かな湖なのか一見してはわからない、そんな作品を
例えばそれは僕にとって「flower&ice」になるのだと思う
映像美の極致と言えるそれは冷たく美しい夜明け前の湖面であり、なんかこう最後にはぶわーって感じで底の葉っぱまで巻き上げる勢いじゃないですかあの作品って



 (゚Д゚) もちっと頑張れよ



勝手に期待させて下さいませ
某大工さんがかつて成し得たように、有無を言わさぬストレートな大傑作をどうか一つ
という事でまたいずれ ノシ



 (゚Д゚) 結局謝る気は無い、という解釈でよろしいか
(ノД`) それはそれで失礼だと思うのでして。だいじょーぶ!だといいなあ
 (゚Д゚) だといいなあ、だそうです