インタビューその1 ニコマスブロガーdamehumanoid氏にいろいろ聞いてみた


エレワーからのガチはまり


カズマ: では参りましょう!今日のゲストはこの方!一周年動画紹介のパイオニア!心を打つ記事を書いたら天下一品!damehumanoidさんでーす!
dame: よろしくおねがいしますー。ちょw肩書凄そうすぎるw
カズマ:  (゚Д゚) こういうのはでっかく書くもんだってばっちゃが言ってた


damehumanoid氏
その名もズバリ「★damehumanoid 曰く」というサイトを今年の6月に始められた方
UPされて一周年の作品を紹介するかたわら(現在停止中)、新作の紹介も精力的にこなす
作品を見てからの自分の中での反応を丁寧に言葉にする能力が非常に高い
その能力くれ


カズマ: という事でアイマス動画ブロガーさんをお招きしてのインタビューなんですが、正直夜の○○P対策に向けての練習をさせてもらおうみたいな面がですねえ
カズマ:  (゚Д゚) 突っ込んで!
dame: いきなりダブルヘッダーですか
カズマ:  (゚Д゚) きれてきれて!
dame: 切れ方わからんわー!
カズマ: 50点!という事で早速ずかずか参りマースw
dame: ういっすw
カズマ: では最初に、この世界にはまったきかっけなどから
dame: やっぱとかちつくちて
カズマ: ふむふむ
dame: まあ前段として、FLASHをちょこちょこ見てまして
カズマ: 開国してくださいよー。とかですか?
dame: その辺ですね。あと巫女みこナースとか
カズマ: 流行りましたよねえ
dame: そしたらなんかひろゆきが変なの作ったってんでホイホイと。だから自分の中ではとかちは巫女巫女ナースの延長線上だったんですよ
カズマ: あー、なるほど。という事はかなーり初期からの
dame: βからどっぷりと。
カズマ: ニコニコの一ジャンルとしてのニコマスから、メインがニコマスになったみたいな
dame: そうですね。きっかけはやっぱりエレクトロ・ワールドかな。いろんなジャンル見てたのがあそこからニコマスに一気にシフトした。
カズマ: エレワーですよねえやっぱり
dame: あれは何度見たかわからないですね。
カズマ: ダメヒューさんお気に入りの「うるとら★ボーイ」も、あの延長線上にあるような印象がありまして



【「うるとら★ボーイ」 千早 雪歩 春香 : さくP】



関連記事 : ★とりとめのない話(damehumanoid 曰く)
関連記事 : ★一周年動画ピックアップ 8/2(damehumanoid 曰く)


dame: ああ、まさしくそう思います。
カズマ: 僕は上手く言語化する事が出来ないので魔力と呼んでるんですが
dame: そんな感じですね。魅入られるというか。
カズマ: 時に説明の付かない何かが作品に取り付くことがあって。しーなP作品にも結構その傾向があるなあと
dame: PBもそうですね。ただその後のコメ職人の活躍で別の位置づけになった感があります
カズマ: うんうん。週マスで悪く言われちゃう悲しい現実もありますが
dame: もうあそこまでいくとしかたないですよね。
カズマ: やはり「持ってる」からこそのあの位置づけだと思うんですよねえ
dame: 持ってますね。それもあれだけ多くの人を巻き込むほどに
カズマ: 例えばorgonePのJBなんかも、あの位置に祭りあげられていたかもしれない
dame: JBかー。確かに。ただPBは良くも悪くも色がないのでああなった気はします。JBにはJBであるというだけで色がある
カズマ: 真っ白なキャンバスみたいな作品ですもんねえ、PBって
dame: そうですね。最大公約数にして魅入られるほどの夢があるキャンバス
カズマ: たまに見ると「どんだけやねんコメ職人w」ってなりますよねえ





トカチPと時雨Pと大作感みたいな


カズマ: ではでは話を戻しましてー。ダメヒューさん個人に話を掘り下げていきたいと思いますー
dame: あう、来たか
カズマ: うへへ覚悟しろーw えーっと、最初に書いた記事って、どの作品についてか覚えてますか?
dame: トカチPのありったけの愛を・・・4部作ですね。一応律子全般で書きましたが。あの4部作を紹介したいというのがメインだったw
カズマ: そうなんですよねえ。んでね、★その最初の日に3本も記事を書かれてるんですが
dame: 書いたなぁw あれは、来てくれたのに見るのが一つしかないと悪いなと。
カズマ: そこから多くの作品が★ダメヒューさんの上半期20選に入ってきてるんですよ
dame: ああ、そうですね。確かに。気付かなかった。ブログ始めるにあたって、小出しにできるような技量がないので、あの時点で自分の好きなものを出来るだけ出しときたかったというのはあったと思います。だからこそ逆に思い入れが深くなって選に選んだのも多くなったのかも
カズマ: やっぱりこう、最初に書くような作品って、ずーっとずーっと大好きなんだなあと
dame: 好きですね。
カズマ: 何か嬉しくなってしまいまして
dame: 結構ブログで挫折してきてたので、今度こそ頑張ろうと思って。そこで出せる最良のものを出してきた。だからある意味一緒に歩いてきた戦友みたいな動画たちです。勝手だけどw
カズマ: いやいやいやいや!やっぱそういう思い入れあってナンボですって!
dame: 思い入れあってなんぼってのはほんとそう思います
カズマ: ブログで挫折‥‥おいどんもなー‥‥趣味のネットラジオ再開しないとなー‥‥  (゚Д゚) や、いいから別に
dame: 密かに楽しみに(ry
カズマ: 昔全然アイマス動画とか知らないだろう人たちに凄さを力説した事が‥‥あああああ
dame: それ大事ですよー。結果とかの前にその姿勢が。今、アイマスの新規開拓部分って弱い気がしますから
カズマ: あ、ダメヒューさんも開拓論者?w
dame: いや、個人的にはいらないんですけどねw>開拓 文化としては必要だろうなぁと。
カズマ: えーw だって、寂しくないですか最近の現状
dame: さびしいですけどねw 昔どっかに書いたけど、手取り足取り伝えるのは違うなぁと。濃いいの覚悟して突っ込んでこんかい!という人なので。
カズマ: あー確かに。こう、「転べ!」っていう感じですよねえ
dame: そうそう
カズマ: ノーマルPV見てダメならダメだろうなあみたいな
dame: 万人受けするもんじゃないですから。やみくもに布教しても仕方がない。そこはなんというかオカルトチックに秘儀を伝えるように連綿と…
カズマ: うむー‥‥。暗くなるので次いきましょう次w
dame: そうですねw
カズマ: えーと、最近やっとトカチPの凄さがわかりまして
dame: あら?
カズマ:  (゚Д゚) そこ!もっと怒る!
dame: いや怒る以前に唖然とした。廃人としてあり得んだろJK
カズマ: よし!視線が痛いw 
dame: どうしてもそっちの方向で行きたいのねw いじるの下手だからなぁ自分
カズマ: や、あのですねえ
dame: はい
カズマ: こう、あんまり口パクのあわせを重視されない方じゃないですか
dame: またそういうこと言うかー!まあわかるけど(^^;
カズマ: ああいい感じだw ってわかるんかーい!信者なら全肯定しないと!w
dame: そういう観点があるのはわかる。でもそういう観点で減ずるタイプの作品ではないかなーと。信者…どうなんだろ。すげー好きですけど。盲目は苦手。欠点含めて愛してなんぼでしょ好きって。だから欠点なのは認める。でもそれで全否定したら許さねえw
カズマ: わははw や、だからね、派手な作品好きなんですよ。んで、「Chance to Shine」を見て、かっけーーー!!!ってなって好きになって、んで裏返った




【Chance to Shine 律子・やよい・亜美 : トカチP】



dame: ああ、あれは文句つけられないでしょう。あの作品は思いっきりターニングポイントでしょうし。
カズマ: あの作品を作るに至ったトカチPの思考って考えられました?
dame: 考えました。やっぱり演出に対する考え方の壁を超えたかったのかなーと。
カズマ: 突き抜けましたよねえ
dame: それまではどちらかというと素材重視のシンクロとストーリーが武器でしたけど
カズマ: ふむふむ
dame: 演出力のあるPが出てきて思うところがあったんじゃないかなぁと。多分昔っからトカチPの頭の中には、「Chance to Shine」のようなものはあったと思うんですよ。ただ制作環境的にAEがなかったりとかでできなかったんじゃないかなぁ。
カズマ: 製作環境ってのは大きいでしょうねえ
dame: 魔法をかけてのReProとか見てると、そんな気がします
カズマ: あ、確実に見覚えが。ちょいとサムネ見てきます
dame: どぞー。




【魔法をかけて M@STERVERSION 律子 -2008- : トカチP】



カズマ: 確認ー。やっぱり見てます見てます。ええのうええのうかわええのうー
dame: リッチャンハカワイイデスヨ→見惚れ中。うーん、やっぱりアップの切り方とか見てると。昔からこういうの目指してたんだろうなぁと思う。
カズマ: コラボMADのダンスの振り付けが歌詞シンクロ重視だったらもっと好きになれるのになあ
dame: そこ!条件付けない!
カズマ: や、そういう方っていません?ここが自分の好み的に惜しいみたいな (ダークタイム到来)
dame: いるのはわかります。もったいないとは思うけど。
カズマ: 例えば?
dame: えっと、人?特定で意識したことはないですが。
カズマ: では作品で (野次馬)
dame: コメ見て可哀想だなぁと
カズマ: ○○Pの××××ですねわかります
dame: ああ、最近だと○○Pの××××が
カズマ: わっはっはっはwwww
dame: あははははっはw
カズマ: あの人は昔っからそうなんだ!もったいないにもほどがある!
dame: ただねー、それって見る側が作者のシンクロ理解できてないだけともいえるわけで
カズマ: や、○○Pファンとして言わせてもらうなら、あの人はざっくり派。多分見る方に回ってもざっくり振り付けが気にならない方なのではと
dame: その可能性は否定できない(^^; 歌詞シンクロにしてもリップシンクロにしても、気にしたら負けというのが個人的心情。もっと良いとこにどっぷり浸からんかいと。
カズマ: でもそれってこうね、それこそおいどんが言ってる謎の大作感があれば乗り越えられちゃうのではと
dame: ああ、確かに。
カズマ: トカチPの「Chance to Shine」も実にそうで。ガツーんとぶん殴って太陽系を場外ホームラン級の威力があれば、ぼへーってなってもう全然気にならない。おいどん、歌い出しの前とか間奏パートとかで口が動いてるとか気になっちゃうタイプなんですけど、ぶん殴られたからもう全然気にならなかったのでして。翼Pもそういうタイプかなあと



シェリル・ノーム インフィニティ : 翼P】



おいどん的に凄く惜しいPさん代表みたいな方
「大作感はバッチリ!あとはRidgerP的な細部までの歌ってる感への異常なこだわりが出てきてくれたら‥‥!」
みたいな何様で偉そうな事をつい考えてしまうのです


dame: ああ、大作感のある方はそうですね。アーわかります>翼P あのガツンの元ってホント謎ですよね
カズマ: 謎ですよねえ。なんでか開始3秒ぐらいで「ある」か「ない」かわかるという
dame: 憑いてる感って実にわかりやすいのに説明できない
カズマ: 憑く条件って何だと思います?
dame: 業の深さみたいなこう‥‥ある意味時雨Pに惚れたのはそこだと思うし。伊織の新作が楽しみかつ怖い
カズマ: 時雨Pが伊織作品ですか?
dame: はい。カプチーノですよ!
カズマ: 24時間のリベンジですなw ってカプチーノかーい!!!



【『としょかんのおと』 : 時雨P】



愛m@s24時間の時雨P担当パート、「ますばん」からのカット作品
「もうちょっと見られてもいいだろJK」という思いと「だがしかし爆発時雨Pではないかも‥‥」という非常にややこしい感情がない混ぜになる作品でもあります
ちなみに爆発時雨Pなる怪しいキーワードに関しては以下の記事をご参照されたし
本人に見られて死ぬかと思った&怒られなくて実に良かった
そういえば引き篭もりが感極まった時期に書いたんだったなあこの記事



関連記事 ; ★千早と時雨Pの二面性(空から降ってくるので)


dame: 楽しみなんですけどね。これを作らねば、というくらい切羽詰まってるのかなぁという不安もあって。
カズマ: あ、時雨PってありすえPファンだったんですねえ
dame: んー、明言なさったことはないと思いますが、カプチーノについては深く尊敬しておられた記事があったような






観月Pの凄さを語る。間合い。間合いが凄い


カズマ: なるほどー。んでは、トカチP時雨P以外で超好きなPさんとか作品とか
dame: さっと思い浮かぶのはアストロP、観月P。作品だと鳩Pの永遠の嘘をついてくれかなあ
カズマ: 観月Pktkl!!!
dame: 観月Pはもっと評価されてもいいだろうと。あの頃の制限の中でWinkシリーズは魔法にしか見えなかった。
カズマ: 「my song -販促風味編-」とかもう好き好き大好きでして
dame: はいはいはいはい。大好き。
カズマ: はてブされてますよね
dame: してます。もちろん
カズマ: メドレーのも凄かったなあ‥‥こう、見ててRidgerP好きなんだなーみたいな感じがこう





ちなみに「はてブされてますよねえ」とは、以下のdamehumanoidさん謹製お気に入り作品月別リスト2008年5月号の事です
うーん実に上手いはてブの使い方であります



関連記事 : ★ニコマスお気に入り作品リスト(年月別)(damehumanoid曰く)


dame: その辺をストレートに出してくださる方ですよね。それでいて観月Pの味がちゃんとある。観月Pの作品って同じダンスから撮ってるはずなのに、タイミングが変わって見えるんですよ。
カズマ: ほうほう
dame: 見る側の脳内補正なんだろうけど、タイミングじゃなくて間合いなんですよ。
カズマ: むむむ、これは食いつきたい!もっともっと!
dame: 正確にリズムを刻むことよりも、流れの中での位置取りに合わせて動くというか。歌と曲の呼吸まで合わせたような間合いを感じるんですよね。
カズマ: それは最初と最後のテンポを合わすシンクロって事でしょうか?
dame: テンポ、というよりは、力の貯め具合と抜き具合かなぁ。ちょこっと回り道なんですが、ミクミクダンスってあるじゃないですか。
カズマ: あるですあるです
dame: あれは逆なんですよ。リズムは合ってるのに間が合ってない部分があるとでも言いますか
カズマ: ほうほう
dame: なんでかって言うとたぶん動きの初速度が人間的じゃないから。終わりもそうですね。その点でアイマスのダンスと見比べるとやはり完成度で負けてる面があるなあと
カズマ: あーわかるような気が。それこそバンナムの総力と個人の限界みたいな差
dame: そうそう。まさにそう思います。
カズマ: その人間っぽさを最大限に生かしてるのが、観月Pだと
dame: はい。とても人間らしい動きだしなんですよね。
カズマ: ほ、星Pだって負けてないもんーーーーー!!!!!
dame: そこ、張り合わないw 星Pもそこ確かにうまいですよね
カズマ: き、稀代の振り付け師なんだもんげ!凄いんだから!凄いんだからーーー!!!「うまい」とかそういうレベルじゃないもん!よーしわかったパパ星Pの凄さ語っちゃうぞー!!!!!
dame: なにをー!!観月Pだって稀有な名女性プロデューサーだぞー!
カズマ: 出た!ニコマス女子部みたいなアレでた!
dame: よしきた!どんとこいや!まあほんとのこと言うとしばらく知らなかったんですけどね、女性だって。男女差それほどあるとも思ってませんし。
カズマ: やーおいどんも最近知ったんですよねえうんうん小町Pもって話題ずれてるよ!
dame: 話を戻しましょうかw 観月Pが特に印象的だったのはたぶんWinkという素材がスローだったこともあるんだろうなぁと。
カズマ: うんうん
dame: スローダンスが多いからこそあの間合いには参った。
カズマ: スローって、振り付け能力が如実に出るところありますよねえ。テンポ、シンクロじゃなくて、それこそ間合いが重要になってくるみたいな
dame: 速度で押せる面ってありますからね。スローは本当にしっかり合わせないとそこが漏れる
カズマ: ここでナオキP以外の作品を出せるとかっこいいんだけどなあ‥‥えーとスロー
dame: 真の舞うような作品が…名前が出てこない…
カズマ: ああ、多分一緒ですw
dame: やっぱりwww
カズマ: 借り物Pさんですよね
dame: はい。
カズマ: 和ふぅ作品
dame: あれも見惚れますよねー。
カズマ: つーか思い出せよ!失礼だろうが2人して!
dame: 胡蝶之夢
カズマ: 頑張って思い出しません?
dame: あれ?胡蝶之夢違う?
カズマ: あってますあってます。P名をですねえ‥‥えーと確か‥‥
dame: よっしゃー!
カズマ: えええええ!!!!!待ってー!お願い待ってー!
dame: フフ、バッチリ思い出せたぜw
カズマ: あああああああああああ!悔しい!でもとか書いてる場合じゃねええええ!!!
dame: というか一気に思い出したw がんがれーWWWW
カズマ: ‥‥ヒントください  (゚Д゚) 弱っ
dame: カタカナ3文字
カズマ: んーと、んーっと‥‥
dame: 闇鍋参加
カズマ: 歌と真の流し目ばっかりアタマをかけめぐりゅーーーーーーーーー!!!!!!
dame: ああ、すごくよくわかりますその気持ちw
カズマ: あれな!こう右手と左手がぐいっとマイソングで顔の前で!あああああああああ!!!!!さ、最初の一文字だけ‥‥
dame: オ
カズマ: オルカP‥‥
dame: あったりー!




【真 『胡蝶之夢』 : オルカP】



カズマ: あああああ悔しいいいいいいいい!
dame: まあ24時間以後のデビューですから、覚えきれない時期ではあるかと。あれ?違ったかも。あの前後なのは間違いないと思うんですが。律ちゃんで。
カズマ: ちなみにあの作品って、大作感どうですか? >胡蝶之夢
dame: また難しいところを。
カズマ: や、そこは「あるでしょう!」と言って欲しかったw 数少ない大作感理解者としてw
dame: 個人的には大作感あると思いますよ。多少異色の作品であることが影響してる面も感じますが
カズマ: ほほう
dame: 真の色気を和ふぅで出すというのがインパクト強すぎるのかなあと。だからなんというか、インパクトと大作感の区別に迷うんです
カズマ: なるほどー。や、同じもんだと思います。ただ、あの作品も開始数秒で「あ、デカイわこの作品」ってなって初めて大作感主義者だ!w
dame: うう、修行が足りねえですね。ダメ出しありがとうございますw
カズマ: いやいや待ってくださいw そもそもtloPにさんざんいじられてる怪しい概念でして


どういじられてるかは貼らない
だって怖いもん


dame: いやー正しいと自分は思いますよ。言語化にまだ至らぬものなんていくらでもあるわけで。
カズマ: でもね、正直、大作感大作感って言うのって、「ある」人と「ない」人に線を引いてしまってる嫌な書き方なんですよ
dame: あーどうなんでしょう、そこ。やっぱ人に根付くんですかね?個人的には人に依らないと思ってるんですが。
カズマ: 根付くと思います。一回手に入れた人は、ずーっとあると僕は思うんです
dame: 手に入れると続くってのはわかる気がする。
カズマ: ただ、突発的に神のいたずらのような形で、「降ってくる」事があって
dame: はいはいはいはい
カズマ: そういう「憑く」みたいな感覚って、大作感とはまた別の概念のような。大作感は経験で身に付くけど、憑く事は、それこそ偶然の部分が大きいのかなあと
dame: なるほどー。何となく自分は内なる業の昇華ができるかどうかのような捉え方をしていて
カズマ: うんうん
dame: だからコツがつかめればずっと出せるし、たまたまガチンと来る作品が作れる時もあるのかなーと
カズマ: あ、そこなんですけどね、おいどんは「観賞眼」がキーなのではと
dame: 観る側の視点ということですか?
カズマ: ですです。一度大作感のある作品を作られた方で、ヒットする作品を見分ける目がある方は、比べる事が出来るのではと
dame: ふむふむ
カズマ: さて、この作品はあの自分のヒット作品と比べてどうだろう、と
dame: そうか、作品を距離置いて、立場変えて見れるかと
カズマ: んで足りてればOKだし、足りてなければ「その基準」まで煮詰め直す
dame: なるほどなぁ。一度たどりつくまで絶対わからないですけど、手に入れたらわかるってのはそういうことなのかもしれないですね。
カズマ: ですです。だからこう、Pさんがブログで他の人の作品紹介をするじゃないですか
dame: はいはい
カズマ: その時に、やっぱりでっかい作品を作る人は自然とでっかい作品を推すよなあと
dame: その傾向はありますね。
カズマ: もちろんそれがいい悪いという話では当然なくて
dame: ディープにはまったゆえの領域なのかなーその辺は。






ルサンチマンタイム到来。でも何故かいい話に(あるぇー?)


dame: さて、何話しましょうか。
カズマ: 星Pの凄さを この記事は!? ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'. インタビューでしたねー!
カズマ: では、ダメヒューさんの暗黒面をですねえw
dame: 暗黒面ですか。いっぱいありますがw
カズマ: こうブログやってて恨めしいみたいなルサンチマン的なですねえ
dame: やっぱり自分に書けないエントリ見て悔しいとは思いますよね。一番具体的なのとしては、タイムラインで分割して考察書く人。
カズマ: ん?誰だろう
dame: あなたもやんかw
カズマ: いやいや。あの手の記事にも出来不出来がありまして。おいどんは画像貼りたい!だってブログが綺麗!ですもん
dame: あれ真似できないんですよ。
カズマ: 手間がかかるだけで、やれば出来るもんですぜ
dame: 最近だとまこTPが樹海の糸で凄いのを。
カズマ: こ れ は 凄 い



【『樹海の糸』 春香ソロ : じゃんP】



まこTPの記事は下のリンクからどぞー
ちなみに当サイトの腐れ管理人っぽい人は、何故かcocco一青窈さんと勘違いして、「ああなるほど。だから裸足のシーンがあるんだなあ。あの人いつも裸足だったし。もしやコメを見る限り俺しか気づいてない!?やーりー!」とか思ってたとか思ってなかったとか
本当に書かなくて良かった



関連記事 : ★アイドルマスター 『樹海の糸』 春香ソロまこっちゃん掲示板の倉庫)


dame: 凄いんですよ。でもこう、自分でやるとなると、うまく言えないんですけど、作品をばらすのに抵抗があるんですよね。
カズマ: ほほう(kwsk
dame: 作品の部分を語ることが可能なのはわかるんです。でもこう、自分ではやれないなあと
カズマ: ほうほう
dame: まあそんなわけでかなりあの手法はうらやましくて且つこうなんかルサンチマンがw
カズマ: 自分ではやれないのにルサンチマン?w
dame: 全体像を見失いそうなのが怖いみたいな
カズマ: あーわかる気が。まこTPのは、あそこまでバラしたから、最後の結論部分に説得力がある感じがしますよねえ
dame: そうなんですよね。自分のブログはそこ思いっきり欠けてますし。
カズマ: しかもそこに彼自身のアイマス観までのっかって
dame: いいエントリですよね。
カズマ: こう、アイマス動画知らない人とかにも、凄いんだなあと伝わりやすい。シビレの記事と似てるなあと
dame: ああいう記事が書きたい。手法ではなく中身として。時々ものすごく申し訳ない気がするんですよ。紹介している作品に対して
カズマ: ほほう
dame: うまく伝えられないことがつらくなる
カズマ:  (゚Д゚) いい話になってきてるな (ノД`) まっすぐ流れてますね
dame: いい話、かなぁ?w
カズマ: その伝えるは、誰にですか?
dame: 一番は読み手。叶うなら作者。
カズマ: 読み手にブロガーが作品の凄さを代弁して伝えるというのは、傲慢なのでは?
dame: 傲慢ですよ。
カズマ: では、何故あなたはわかっていながらも書き続けるのでしょうか?
dame: んー、好きだから、ですかねぇやっぱり。
カズマ: 何を?
dame: ニコマスが、作者が、見る人が。だから知らない作品があるならば知ってほしい。
カズマ: 全ての作品を紹介できるわけではないのに?
dame: 理想は全部見てもらうことですよね。自分でもできてないけど。ニコニコって取捨選択の基準が難しい。
カズマ: 僕らは好きと言う言葉を免罪符に彼らの愛を区別差別しているのでは?
dame: してます。それでいいと思っています。博愛主義者ではないので。
カズマ: あーもう無理っす スイマセン突然orz
dame: いやいや、ガチでこのまま続けても大丈夫ですよw
カズマ: イヤンイヤン精神がもたないわ!w
dame: なんていうか、ブログはやっぱり作品へ至る道の一つだと思うので
カズマ: あ、出会いの場としての
dame: 結局さっきの選択する基準の話になるんですけど
カズマ: うんうん
dame: ニコニコの検索画面は平等ですが選択の基準はサムネかタイトルか作者コメの一部かついたコメであって。
カズマ: ですです
dame: それは作品の本質と同一ではないわけです。反映している面ももちろんあるけれど。そのうえ全部見ることが不可能である。ならば、やはり見逃されるという事態は常態としてある。
カズマ: ありますあります
dame: じゃあそのままでいいのかというと、まあそのままでも悪いわけではない。仕方がない。
カズマ: ちかたない
dame: でもそこで終われないのがたぶん好きってことなんだろうと。この作品が見逃される可能性を少しでも減らしたい。これは間違いなく贔屓です。でも悪平等よりも、贔屓でも見られる作品が増える方を選んだから、ブログを書き続ける。で、贔屓しておいて、その作品を贔屓した理由を伝えられないんじゃ作品に申し訳ないなぁと。
カズマ: 選ばなかった作品に?
dame: いや、選んだ作品に。後半すごくいいところがあるんなら、序盤で消されないようにしっかり伝えたい。元々自分は大ヒット作品を伝えたいわけじゃなくて、自分が心動いた作品を伝えたいから。
カズマ: あー、すっごく今、ダメヒューさんの考えが理解出来ました
dame: 一周年企画なんてのはぶっちゃけ贔屓する方便ですものw
カズマ: 根本に強さがありますよね
dame: 強いかなぁ。あまり自覚はないです。
カズマ: 僕はこう、どうしてもやっぱり作品を選んでしまうところに抵抗があって。これはええかっこしいとかじゃなくて、弱さなんです。彼らは皆僕と同じように弱いという傲慢な考えが、選んでしまう事への罪悪感を生んでしまう
dame: まぁ自分もブログ始めるまではそもそも一言も外部に伝えなかったのですから、もっと弱かった、という気もします。ずっと伝えたかったのだから。
カズマ: うんうん






何様節全開。というかオマエが語ってどうする


カズマ: や、ダメヒューさんはね、こう才能観察者としての視点から言わせてもらいますと
dame: はい
カズマ: 感情をリアルに書いた方がいいと思うんですよ。長文で
dame: あうーorz
カズマ: tybPの、消えちゃった★千早の「幸福論」の記事とか実に良かったなあと
dame: 自分を切り売りするのは構わないんだけど、作品をうまく伝えられたか不安で仕方なくって。
カズマ: 心が動く事って、アイマス動画を見る喜びの一つですよね
dame: その通りだと思います
カズマ: んで、そういう作品を見て書き手が自分自身に向き合った記事を読むと、そんなに動くのかと作品を見てない人は思うし、見てる人は「だよねだよね!」と、もっとその作品が好きになる
dame: なるほど。
カズマ: 「こんなに感動を伝える作品なんだ!」という認識が強まるわけです
dame: 自分の「仮初めの幸福」が伝わるかなぁというのがわからなくて。だって見た目すごく普通に幸せそうじゃないですか。あの千早って
カズマ: うんうん
dame: だからあれは普通の人が見たらおかしいエントリなんじゃないかと。まあそう思いつつも書きたくて書きたくて書いちゃったんですがw
カズマ: そこは好きになった作品の力を信じないとw
dame: や、まさにそうですね。うん、信じないとなー。
カズマ: 僕ね、ああいう部分って、好きになってからしばらくして気づくんです。凄く浸透するのが遅い
dame: それ同じかも。
カズマ: ★だから今見返すとひどい事書いてるのわたし。なんとオサレな作品なんだ!がほとんどでw


ここ、tybPの「幸福論」を見てない方には何のことやらな話が続いております
いかんせん権利者削除で消えてしまった作品でして
この界隈の常ではあるんですが、やはり悲しいです


dame: あれはあれで間違いじゃないですよーw
カズマ: だからダメヒューさんの記事読んで、ああ!って思ったんですよ。思い出せたみたいな
dame: 最初、なんかこれは来た!ってのはあるんですけど分からなかったんです。で、見て見て夢にまで見て、どっかでぽろっと零れ落ちる感情に気付く
カズマ: そう、そういうぽろっとを、読み手の心に落とせる人なんだなあと。Pの人は、色々こめるじゃないですか。作品に
dame: はい
カズマ: でも、ほとんど伝わらない。伝わるんだけど、「こう感じて欲しい!」という所まではたどりつけない人が多い。そういう代弁者としての役割が、ブロガーにはあるのかにゃあと
dame: 翻訳というか、意訳。
カズマ: んで、僕が思うに、Pも気づかない何か。錯覚かもしれない、偶然かもしれないけど、そういう何かを見つける、無理してじゃなくて、自然に。んでそれはきっと、やっぱりPの中から出てきた何かで、そういうのを形に出来たときって、凄くいいなあと思うんです
dame: うんうん
カズマ: それは傲慢じゃなくて、コミュニケーション。アイドルを通じた、通い合い
dame: いいなぁ。
カズマ: やべっ!めっさいいこと書いてね!?
dame: 惚れ直しますた
カズマ: いやーははは  (゚Д゚) でもそういう記事書けないよねえ (ノД`) うるせえ
dame: w そうなんですよね。自分がさっき傲慢だと言いきったのは、コミュニケーションには受け手の了解が不可欠だからなんですよ
カズマ: ふむふむ
dame: そこを勝手に投げてるのは見方によっては傲慢でしょう。でもそれは、きっと受け取ってくれる人がいることを信じて投げてる。
カズマ: 信じないと作れない
dame: そう思います。作者も視聴者が受けてくれることを信じて投げるし、ブロガーも同じ。そんな気がします。
カズマ: いやー、いい話だなあw
dame: なんかこれじゃ自分がまともな人っぽいぞw
カズマ: という事でして、実はそろそろ次のインタビューがw
dame: ああすいません長々と。お役に立ててればよいのですが。
カズマ: やーもうこれはいい企画を始めたなあと自画自賛の真っ最中でしてw
dame: 楽しみにしてますよー^^ ということでダブルヘッダー本番がんがってくださいませw
カズマ: 今日は本当にありがとうございました。ではではー
dame: こちらこそありがとうございました。ではではー。
カズマ: 本当に、どもでしたー


: dameさんが退室しました。






反省会&次回予告
(ノД`) はーい反省会のお時間でーす
 (゚Д゚) では早速
(ノД`) うむ。どうぞどうぞ
 (゚Д゚) オマエ喋り過ぎ
(ノД`) 反省しております
 (゚Д゚) インタビューの意味を72回辞書でひき直すように
(ノД`) 後はあれですよねえ。こう、大作感と憑く憑かないの部分が曖昧なままで終わっちゃったかなあと
 (゚Д゚) まあ微妙な見解の相違が解消されないまま終わった部分はあるわな
(ノД`) カズマっちは、そこを別物として捉えてるんだけど、ダメヒューさんは憑いた結果としての大作感として考えてられてて。ここ、掘り下げたかったなあ
 (゚Д゚) まあ読んでて面白い話題かどうかは別としてな
(ノД`) 例えば初代PSPSは、大作感がある上に憑いてる作品だなあとおいどんは考えてるんですよ。そういう風にダブルでいかつい結果あの大ヒットになったのではと
 (゚Д゚) だからわからんと。個人的にやれそういうのは。あとは?
(ノД`) ルサンチマンが引き出せなかったなあと
 (゚Д゚) ナイス回避と言わざるを得ない
(ノД`) お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。この場を借りて、もう一度お礼を言わせてくださいまし
 (゚Д゚) ダメヒューさん、お疲れー
(ノД`) 本当に疲れただろうなあ
 (゚Д゚) いや本当に。申し訳ないこってす
(ノД`) でも、一回目としてはかなーりいい感じでいけたのでは?という手応えも感じておりまして。いいコンビネーションだったのではと
 (゚Д゚) まあそこらへんは読んだ人が決める事だわな
(ノД`) 絶賛してもよかですよ?
 (゚Д゚) オマエがうざがられるのはいいがダメヒューさんを巻き込まないように
(ノД`) とまあ、こんな感じでした!なんと2回目のインタビューはもう終了しております!何とか一週間以内には掲載させて頂ければと!
 (゚Д゚) よもやこの方からオファーがくるとはねえ
(ノД`) ずーっと好きで追っかけてる架空戦記なんですよねえ
 (゚Д゚) アイマス・トータルウォーの
(ノД`) ケントゥリオPがまさかなあ
 (゚Д゚) 魔が差したんだろうなあ




アイマス・トータルウォー : ケントゥリオP】 *右の第一話、高画質版アリ



(ノД`) さーて頑張って原稿をまとめてケントゥリオPにチェックしてもらわないと。上手いことヤバイ部分の訂正をどう免れるかが勝負ですなあ
 (゚Д゚) やめい、そんな勝負